にゃんだむ 尿結石と闘う ネコの病気ブログ
平成26年8月の朝
にゃんだむの異変に気付いた。
何回もトイレに入ったり、出たり。
いつもだったら、砂をかいて出て来るのに・・・
おしっこが出づらいのかなあ~
午前中は、そんなことを繰り返し、午後になるとお昼寝タイムに入った。
ご飯も食べてるし、ちょっと様子見ようか。
翌日、またトイレに通ってる。
よくトイレの砂を観察するとうすいピンク色のジェル状のものが排泄されていた。
血尿?・・・
だめだ。動物病院連れていこう。
「にゃーお にゃーお」
にゃんだむは車内で悲しそうに鳴く。
室内飼いだから、外に出るときは病院に行く時くらい。
だから、病院に行くってわかってるんだね。
動物病院の先生ににゃんだむの経過を話し、診察してもらう。
先生:「まず体重測りましょう。・・・マジっ7.8㎏?!
ダイエットしないと。」
そう、にゃんだむはデラックスにゃんこなのだ。
人間界で言うとにゃんこデラックス。
普通サイズは、たしか4~5kgくらいなのかな?!
先生:「次に、尿検査します。」
2~3日尿が出なくなると、尿道が詰まって尿毒症となり、
たちまち急変して死に至るケースもあるらしい。
だから油断はできないのだ。
にゃんだむの尿道に細い管が入り、注射器で尿を採取する。
普通の黄色いおしっこだった。
先生は、その採取した尿をさらに顕微鏡で調べる。
「ストルバイト尿石症です。尿phがアルカリ性がかなり傾いていて
これを酸性にするのと、マグネシウムとリンを制限するために食事は治療食に変更す
る必要があります。それからねぇ~・・・やせましょう。」
にゃんだむ。ついに治療食か・・・
これは、飼い主の責任だ。なんでかっていうと、原因は食事にあるからだ。
にゃんこ達は、決して自分で袋からフードを出して食べたりはしない。
出して食っていたらねこまたの一種の疑いがある
にゃんだむは、猫缶・かつお節が大好きっこ。
毎晩猫缶1個。カリカリフードは常時てんこ盛り。夜はかつお節と小魚のサービス。
にゃんだむの
「 ちょうだいよ。」
の顔がたまらなくて。
一日の食事量など、まったく気にしていなかった。
なるべくしてなった尿結石。
私は、ずいぶんと反省した。自分のせいで、にゃんだむに辛い思いをさせてしまったのだ。
にゃんだむ6歳。
絶対長生きして欲しい。
私は、その日からフードをカップで測ることと
治療食以外は食べさせないことにした。
猫缶・かつお節を鳴いてせがむにゃんだむ。
あげたい。 あげたい。
自分はある意味、中毒者(あげたいジャンキー)になったような気分だった。
私は、心を鬼にして断固として治療食以外あげなかった。
12月25日。
再び動物病院へ。
治療食の効果を確認するため、再受診だった。
先生:「体重6.8kg (ー1kg) 減ったね~ 」
「尿phも正常値になったよ。」
「治療食、もうちょっとおいしいやつに。次は3種類の中から選べるよ。」
よしっ!やった。
にゃんだむ頑張った。
先生:「でも、まだ市販のフードは食べさせないで下さい。いきなり食べさせて
たちまち結石作っちゃう子とかいるから。」
次は、3月頃の受診予定です。
よかったね、にゃんだむ~